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塗装工事の研修
フランスの一流ブランドであるクリス〇ャン・ディ〇ール
名称が類似の塗料:キシラデコール
その素敵な響きとは裏腹に、現場では地味な防腐剤と呼称される 吸込み塗料である。
正確には木材保護塗料である。
刷毛で塗ると木材に染み込んでいく為、表面に塗膜を作らない。
その為、素人は何回も何回も重ね塗りしてしまう。
塗っても、塗ってもペンキみたいに表面が綺麗にならず木材に染み込んでいく為、いつ止めていいかわかりにくい。
その反面、素人が塗っても『塗りムラ』が出来ずに自分に塗装職人の才能が有るのではないかと錯覚する。
塗膜にブリスターも出来ずに一人前の職人技を出来たという妄想に陥る。
そもそもの目的は塗料が木材内部に浸透し、内部から防腐,防虫効果 である。 現場では防カビにもなると職人は言うが、カビが生えた事を経験している事から完全防カビは否定し、カビが生えにくいと言うのが正しいと考える。
福岡市で鑑定の仕事をしていた時は福岡市内で白蟻の食害の被害の 賠責の立会は経験が無く、長崎県の佐世保市には出張で何度も赴いた。
高温多湿の長崎県では白蟻(イエシロアリ,ヤマトシロアリ)も含め、虫が多い。
優秀かつ老舗の白蟻駆除業者も多い。
シロアリ駆除工事,防蟻工事など値段は張るが、専門業者に任せると 安心である。
蛇足ながら、夏の北海道に8回程移動し、オフロードのレース参戦に会場である山の中に行ったが幸か不幸か(長崎県程は)虫がいなかった様な気がする。
さて、弊社占有敷地で木材の塗装を教え、ついでに木製の椅子をキシラで塗った。
オシャレに仕上がり、弊社事務所(室内)に入れる。
塗装後であるにもかかわらず、塗料に含まれる薬剤の臭いが強烈に残り、呼吸が苦しくなり、直ちに屋外に出した。 この臭いで防虫効果があるのかもしれない。
室内での塗装は厳禁である事を思い出しつつ、生きた研修が出来た様な気がする。
令和8年2月6日
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