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依頼放火事件 その2 この物語はフィクションです。
裕福で高校時代からわがままで破天荒な性格と可愛い顔のお女の子が 高校を卒業後、就職せず、親からの小遣いで生活していた。
25歳の頃、親が経営する会社が倒産し、貧乏のどん底に陥り、 生活の為に、複数存在した彼氏の内金持ちの実業家と27歳で結婚した。
浪費癖があり、家庭を顧みないその女性の名前は佐賀洋子(仮名)。 洋子は36歳になり6歳の子供が居た。
結婚後も重複契約の如く、複数の男性と関係を持ち問題を起こしていた。 しかし6歳の実娘には優しい母親であった。 夫と離婚する事になったが、子供は夫にとられた。
元専業主婦で仕事をした事が無かったが容姿端麗で外面は良好な婦人であり、就職活動にて生保レディーとなった。
生命保険の販売の仕事で代理店研修生となった。
ベテランの生保社員に日々顧客開拓に各所に訪れていた。
まともに働いた事が無い洋子は真面目に生命保険の商品説明やその補償を顧客に面談して話す作業に飽きてしまい、3年間の代理店研修期間中、 契約を2件しか成約出来ず、保険会社から解雇されてしまった。
唯一成約出来た保険は終身の生命保険契約と長期火災保険契約であった。 洋子は39歳になっていた。 洋子は職を転々として、最後は水商売に就職した。
Three years later…
容姿端麗、眉目秀麗、若々しくキュートだった洋子も42歳になった。
洋子は厚化粧で若作りをする日々であった。
消費者金融などの借金も膨らみ、多重債務者であった。
彼氏を作っては別れ、彼氏を作っては別れ、顧客を騙して金をせびり、 金持ちの彼氏を作っては金をもらい借金の返済に充てていた。
Three years later…
やがて45歳となり若いころは落とせた金持ちの男性達もなびかず、 話術に不慣れな洋子は夜の街でも不要となりつつあった。
同伴出勤を誘っても断られ、洋子指名の客もだんだんいなくなった。
若いころは可愛い容姿で男性客を呼べたが、不摂生な日々は身体が ボリュームを増し、顔にはしわが目立ち、自身の電話帳(携帯電話の連絡先) に片っ端から連絡を取り、店に呼んでいた。
しかし、話が面白い訳でもなく、劣化した太った年増の女性でしかなかった。
38歳の時に長期保険契約(現在は販売禁止)を締結してくれた御仁に連絡をとった。 そう、保険契約期間で現存している保険の対象:別荘である。 洋子はその御仁を口説き落として愛人となって建物の所有権を譲渡してもらい、その建物で喫茶店を初めて売上の一部30%をその御仁:長崎英雄にキャッシュバックする事となった。
建物の所有者になった洋子は喫茶店を開業する予定で建物を担保で銀行から借り入れをした。
不真面目な洋子は大金を手にしても喫茶店を開業しなかった。
令和7年11月9日 …その3に続く
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