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  私が鳥だったら…
私が鳥だったら…

『I wish I were a bird. I could fly in the sky.』
私が鳥だったらなあ。空を飛べるのに。

現場に電車,バス,社有車,フェリー,飛行機…etcで移動する。

往復6時間の移動などざらにある。

もしも本当に鳥だったら、その移動時間を短縮して事務所で図面作成,
レポート作成,写真編集に打ち込める。

 なんてすばらしいことであろうか。

しかし悲しいかな鳥類が故に毎日の食事は昆虫となる。

ハンバーグ等食す事はない。…夢みたいな言葉も現実は厳しい。

鑑定人とは客観的立場からValueとLossを算定する。

理系の大学卒だった為、正に理系の仕事と思い、就職した。

どこかの政治家と異なり、卒業証書はある。

損害保険登録鑑定人規則第2条2
『鑑定業務とは損保協会社員会社からの委嘱を受けて行う財物に係る
損害額の算定および保険価額の評価ならびにそれらの関連する一連の業務をいう。』

と書いてあるが、現実は保険会社の協力会社であり、一連の業務の文面だけをとり、何でもやらされる。
 
先日、保険金請求書を契約者から取付して来て欲しいと依頼があった。

小生が鑑定した物件では無い。

『コンプラ違反ですよ。大丈夫ですか?』…明るくお断りした。

 しかし、一連の業務の一環とのご主張であった。
 
 別件では立会後、ドラフトを提出すると修正を求められ、修正するとまた後日他の部分の修正を求められる。
 
取引先であるから、間違った指摘にもイエスマンで修正する。

たまに、流石にそれは誤った判断だとこちらから指摘すると、
事案終了後、保険会社に逆らった癖のある鑑定人とレッテルを貼られ
仕事がこなくなる。

 もう、それを何十年も経験している。

 食べ物の事さえ気にしなかったら、鳥は気楽でいいかもしれない。

 鳥にはプライドなんてないであろう。

令和7年10月21日


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〒850-0003 長崎県長崎市片淵5丁目11番1号光コーポ105号